ウェブスピンのメモダイアリ

暇だねと言われる前に

成長を感じるジョギングの魅力1

 改めて僕のスペック。47歳、178センチ90キロ。シューズは28.5cm。

23年の1月のハーフマラソンにのみ出場経験あり。フィニッシュタイムは2時間20分くらい。制限時間は3時間。最近は頑張って10キロを60分。大体キロ6分30秒から7分くらいが快適に走れるペース。

 

 はじめはダイエットと夜の飲み接待が多い仕事柄太らないように。っていうのが目的だった。次第に走れる距離が伸びてくると楽しなってきた。目標体重は75キロだけど、骨格的に相当無理しないと厳しそうなので、体重としての数字を目指すことはやめて、楽しくジョギングできて膝が痛くならなければいいかな。くらい。モチベーションの高いときには筋トレも少々。それくらいの気持ちで24年は走っていきたい。月間の走行距離は平均して100キロ前後。頑張れた月は150キロ。とか。

 

 そんな僕がこうすればランニング始められるよ!ってのを書いていく。

 

 40代後半の男性がジョギングを始めるには、それなりの結構しっかりした理由付けが必要。

1,痩せたい

2,健康管理や増進

3,趣味を持ちたい

4,フルマラソンなどのレースに出走したい。

5,体力をつけたい

 

など。僕は主にこの5つが主な理由だった。

 それぞれなぜその5つなのかには理由があって、重複する理由もあるが、まず自分にその理由を説明して、ランニングが適切である事を頭で理解することが今後のモチベーション維持に一役買ってくれることと思うのだ。

痩せたところでどうなる?趣味を持ったところで。とかネガティブな理由も簡単に思いつくことだと思うけど、ランニングを始めようと少しでも思っているなら、ネガティブな面は少し目をつむり、やったことで得られるポジティブな部分を強く感じよう。

 40代後半になっていくと当然周りの上司や部下もそれなりの年齢になっている事と思う。糖尿病や痛風などの生活習慣病を患って毎週薬を飲んでいるような話も聞く。中年太りも始まり、気が付かないふりをしていた老化を本当の意味で身近に感じるようにもなる年齢だ。もう何年も運動をしていなくてランニングなんて始められないよ!って人が大半ではないだろうか。

 ではポジティブな面とはなにか。僕がジョギングを始めてからの時系列で言うとこんな感じ。

1,運動習慣を手に入れるために努力を始めた事。

2,すぐに結果は出ないのも確かだけど、続けていると100mずつでも走れる距離が伸びていく。これって肉体の成長を意味する。40代後半でそれを感じられるのは思いのほかうれしい。

3,心なしか腸内環境が改善される。きっと運動することによって、内臓に刺激が入って便通が良くなるんだと思う。消費カロリーも増える。

4,消費カロリーが増える故食べても平気になる。というかそんなに後ろめたくない。

5,少しずつ走る距離を伸ばす事で、思っているより遠くまで走れる。

6,痩せる。

走る事5 シゴオワラン

 23年1月のハーフマラソンは2時間20分で完走。平均して1キロ6分30秒のペース走りきる事が出来たが、近くに6分30秒のペーサーを視野の隅に入れながら走る事が出来たからだと思う。

 

 ハーフマラソン後の冬の寒い時期はお休みをして、5月頃になり、また走り始めた。3か月空いたから体は重く感じて、キロ6分30秒では到底走れなくなっていたので、焦りがでてきたが、いろいろ調べた結果、気温も高くなり、心拍も冬の寒い時期に走るより上がるので、当然だった。

 

 夏の期間にジョギングなど好んでしたことがなかったので、気が付かなかったけど、とにかく心拍数がすぐ上がる。冬の感覚のままだったので、異常事態か急激に体力が衰えたのかと思ってショックだった。がしばらくこらえて走って数日が経ち、これは暑さの為だと理解する。

 

 仕事の終わる18時からなんとなく周りの状況を様子見しながらさりげなく着替えて走る準備をする。準備体操をして走り始められるのは大体19時くらい。そこから1時間から1時間半走り、汗が引いてからまたスーツに着替えて21時退社で帰宅は22時半。無理ではないが、ちょっと長い距離や時間走りたいと思うと23時近くなる。足もそこそこ疲れている状態での電車は少しだけしんどいけど、楽しいことというかメリット?もあるにはある。

 

 田町の会社から走り始めるわけだが都内の南端あたりがスタートとなり、走り出す方向によっていろいろ景色が楽しめる。はじめは走れる距離が最大限踏ん張って8キロとかだったので、近場に限定されていたけど、距離が延びるにつれて都内各地に踏み込む事が出来るようになったのが、とにかく楽しい。

遊び1 GoPro10 

 昨日衝動的にGopro10を買ってしまった。予備バッテリーとクリップハンドルが同梱されているやつ。5万円。11,12とアップデートされている奴がリリースされていてお買い得なのかどうかよくわからないまま購入。ジョギングしてて走るルートが都内の繁華街が多いので、vlogでもやりたいなーと漠然と思っていた。ところに目に飛び込んできたって感じだった。

 

 設定もまだ終わっていなく、メモリーカードも専用の対応したやつを買いそろえないといけない。意外と出費がかさむ。それは仕方ないとして、最低限を買いそろえて、vlogを進めたいと思う。Youtubeに動画をアップしてガチで収益化を目指すわけではないけど、視聴者を視聴者を増やせるようにコンテンツを考えてみるのも楽しいかもしれない。そもそも映像の編集も面白そいうだし。絵コンテ考えてカット割り考えてと、創造ではやり方もわかっているつもりでも実際撮ると勝手が違うのもわかっている。まずはやってみる。

 

 ほんとになにもわかってなくて、編集ソフトは何を使えばいいのか。アドビのファイナルカットとかプレミアが現行で出てるならそれがいいのは間違いないだろうけど、単純に高い。無料で使い勝手の良いものを探してみたい。

 

 メインコンテンツはランニングや旅行、登山などの行程を収めたvlogにしようと思っている。家族での旅行なども収めていきたい。息子が来年で6年生になり、そろそろ家族で遊ぶのが恥ずかしい年ごろになるので、その前に少しでも記録を残したい。Iphoneで事は足りるのたけど、おもちゃとしてほしいかった。というわがまま。

 

 今週は接待週なので、あまり進捗はないと思うが、細かく記録として残していきたいと思っている。

走る事4 ハーフマラソン2

 ハーフマラソンの当日朝6時ごろに家を出て会場の最寄り駅まで。ランニングの恰好をした人がぞろぞろ連なっているので、特に調べるまでもなく会場に向かう。検温をして熱が無ければ簡単なアンケートに答えて参加OKとなる。寒空のもと着替えるのだが、僕はタイツにロンTで走る予定。一応ユニクロの青いウインドブレイカーを持ってきたが、走り出して体が熱くなると邪魔になる。しかし今寒い。どうしたらいいのかわからない。Youtubeでマラソンの大会などを観たりしていたが、季節感を考慮してみていなかったし、たいていはスタート前は何か羽織ってるけど、スタートの時は脱いでる。それは知ってる。でもどのタイミングで脱ぐのか!撮影終わったらもう脱いでるのか。直前まで着ててなんかうまい方法あるのか?と。焦りつつ、あたかもめんどくせ!みたいな感じを出しつつ、周りをキョロキョロして情報収集してみた結果、脱いでる人大半。そりゃそうか。全員直前まで着ててそれをしまううまく回収して混乱しない方法なんてないか。そのためのロンTだし!

 

 ビニールの袋にゼッケン番号と同じ番号のシールが貼られていて、その中に持ってきた荷物を入れて番号ごとにおいておく。性善説を前提とするスタイル。一応自分の荷物であろうと預けたら勝手に取れないように人員を配置してくれているので、きっと大丈夫。財布もってきてないし、身分証はタイツのマルチパンツにポケットに入ってるからまあいいや。

 

 着替えてスタジアム内をうろつくとアップする方はこちらと案内が出ているので、そちらへ向かう。芝生の広場で皆が思い思いにストレッチやジョグをしている。大会前のストレッチやアップは何をするべきか調べてなかった!ので、いつも通りラジオ体操の省略版をしながら、直に座ってる人を見つけて僕も座り股を割ってみたり。ランジはその時知らなかったが真似てやった。トラックを走り出したので、僕も自然と合わせて走る。走ってるうちにストレッチだけじゃなく本番前に走ることも大事なんだと思い出す。

 

 しばらくするとアナウンスが流れ整列のお時間。申告したタイムをもとにブロックごとにスタート地点が振り分けられる。制限時間3時間なので3時間での完走が目標とアンケートに書いたのでスタート地点はだいぶ後方から。それは知ってた。実際号砲が鳴らされてから、5分近くはのろのろと足踏みみたいな感じで前進していく。スタートラインを過ぎてようやくジョグ。周りのペースの速さに惑わされ、初めの1キロをオーバーペース?と思うくらい息が上がったが、キロ7分半くらいだったので、緊張してるんだと思い、落ち着いて走る事に専念する。周りを見ないで、足の運びに集中。沿道からの声援がとてもうれしい。ランチューバ―が応援ありがとうっていってるの、それな!と思う。ありがとうございました。力もらえました。

 

 約5キロの地点で折り返し、1周10キロを2周してスタジアムのトラックを少し走って約21キロのコース。始めの折り返しで4分の1。次で半分。とそれほど時計を気にせず、走る。息は若干上がっているが、足につかれはまだない。10キロくらいのところで前方に6分半のペーサーを発見。そのペーサーに追いついたってことは6分半より少し早いタイムで10キロを走っている事になる。多分持ち体力からすると少し早いペースだ、でも体は平気。ぬかしたいけど、ぬかさないくらいのペースをキープして一定のリズムで走る事を心がける。15キロの折り返しに来た辺りで足が痛くなる。ここから先が未知の距離だが、多分行ける。疲れるけど、走れるのがわかる。安心した。残り3キロ地点でペーサーがあとは気力!自分のペースで頑張れる人はペース上げて自己ベストめざしましょう!このまま走れれば2時間半切れますよ!と。少しずつ落ちているペースを自覚してたので、ここでもうひと踏ん張りしてペースを戻す。あと3キロなら!と思って前のランナーを一人ずつゆっくり抜いていくつもりで走る。が、ほぼみんながそんなことを考えているのか、微妙にペースが上がり誰も抜けない。力をためていたランナーにどんどん抜かれる。ゴール近くなったら急にペース上げてジャンジャン抜くのって美学ある?とか思い出して、僕はペース乱さず、ばれない程度にペースを上げてその過程で抜いちゃいました。みたいな感じでエロく走った。順位を気にするようなものでもなかったし、完走が目標だったので。

 

 無事ゴールして記念品をもらって荷物の入ったビニール袋を受け取り、割り当てられた場所で着替える。予感で早く着替えないと体が動かなくなる!と思い、急いで着替える。スタジアムを出て銭湯の誘惑に抗い、ラーメンで塩分を補給することにした。初めて20キロ走りきってかなりうれしい。またやるな。大会って面白い。勝ち負けじゃないけど勝ち負けがちゃんとある。人知れず走り出した僕はこういう感じの遊びはとても楽しい。

走る事3 ハーフマラソン1

 22年の4月の人事で異動になり、宴会接待おおめの部署になった事と運動する動機付けが自分の中に希薄だった事が重なりよくある中年太りの出来上がり。

 一念発起してジョギングを始めてみる。頼む!習慣になってくれ!と思い下調べから。45歳の時点で運動はほとんどしていない。フルマラソンが走れたらそれは素敵なことだが、ハーフがあるからハーフからでいいよね。

 

 まず家にある走れそうな靴で近所を走ったり歩いたりして体を動かすことから始めた。調べによると30分くらい歩きを挟んで動き続けて、徐々に走る距離を伸ばして30分走り続けるのが最初の目標。僕は若いころに運動を途切れずにしてたので、1か月もしないうちに30分走る事はできるようになった。それと同じように少しづつ走る距離を伸ばしていって60分走る事が目標になる。

 

 純粋にダイエットだけを考えるなら30分以上のジョギングでの有酸素運動はそれほど効率というかコスパがよくないとの事だ。今回体重落としつつハーフマラソンで完走が目標だから最終的にはハーフマラソンの制限時間である3時間走り続けるか3時間以内に21キロ走っちゃえるようになるかだ。その走力を高めつつその過程で体重も落ちるやろ。と。

 

 自分の感覚によるところが大きいが、ランニングの距離を伸ばしていくのは2歩進んで1歩下がるの感覚で伸ばしたり、時間を縮めたりしていく。すべての練習ごとに走れる距離が伸ばしたり、タイムを縮めたりしてはいけない。具体的にどうすればよいか?は自分の感覚がすべてで、練習を終えたらその練習に対して休む期間を考える事を徹底し、その休みの後に次の練習をする。連続で練習をする場合は二日目は負荷を軽くする。ケガするから。続けてると負荷を上げても平気だな。と感じられるようになるはず。

 

 怪我をすることのデメリットを明確に再確認する事も大事だと思う。ダイエットは中断してしまうのは当然で、痛いし、病院に行かねばならなくなったら、時間とお金が必要。職場でも怪我をすると立場が悪くなる。致命的ではないが、会社から見たら遊んでて怪我した。という結果になるわけでよくない。中年の怪我は切ない。治りも遅い。走って貯めた体力とかがチャラになっていく感覚と事実。モチベーションの低下。などがあると思うが、自分の頭でそれらを認識して理解することが肝要。少し走れるようになると、もっと行けるやろ。と勘違いして怪我する。というかスピードもそんなに出せない中年がケガする場面なんて、油断しての捻挫が、甘く見てのオーバーワークしかない。

 

 そうして僕は段階的に走れる距離を伸ばしていった。最終的には1月22日の大会前までに12キロは何とか走れるようになって、最後のロング走では16キロくらい走って当日を迎えた。経験値があるわけではないが、それでもこれまで走ってきた経験上、16キロ走れてあと5キロだったら頑張れば走れると思ったし、怪我の予感があったら無理せず棄権しようと決めていた。

走る事2

 走る事について考える。47歳になっても欲望の赴くままな部分もあるにはあるが、たいていは自分にとって何かしら都合の良い考えというか持論を打ち立てて自分に対して言い訳を用意するものだ。

 

 とにかく体重が100キロの大台に近づいてくると、胸がざわつくのが始まりで、楽して気が付いたら痩せてる。それに加えて腹筋も割れてる。そんな状態をキボンヌしてネットで恥ずかしくも図々しい検索履歴を拵える。もちろんうすうすわかってはいたが、そんな都合のいい方法はない。いくつかあるアプローチの内個人的に対費用効果、コスパが良いと思われる方法に、今でしょ!って思えるタイミングで遭遇出来るか。にかかっている。ジョギングと僕で言うと、ジョギングという方法が自分にとって比較的正解だとわかっていたが、その行為の退屈さは明らかだったから、始めてみて「退屈でした。」でやめてしまうとリベンジのタイミングがまた訪れるのがずいぶん先になるのでは?との恐れから始めないでいた。いわゆるまだ本気を出してないだけ。状態。最近になって、早く本気を出さないと、本気を出した瞬間に大けがをしてしまう危険と、出す本気が無くなっていくのでは?という焦燥感を感じるようになってきたのだ。そこに前述の体重が100キロに迫ってきたこともあって、満を持してジョギングを始めた次第である。コンペティションジャンキーではないが、謎に走るよりきっかけと区切りと後押しがあった方がよいので、2013年に10キロの第二関門で回収されたままリベンジをうかがっていたハーフマラソンにチャレンジすることにした。

 

 デブではあるが運動はちょいちょいやっていたおかげで、走り出した途端にケガするようなことはなく、体が疲れるより先に心肺機能が悲鳴を上げるので、2キロ、3キロがせいぜいだった。ちゃんとジョギングについて調べていたので、初めはそんなもんでよかったのだ。

 

※運動不足の40代が無理なくジョギングを続ける方法を以下にまとめた。

・心づもりとしてある程度は続ける決心をする。

・2,3か月は成果を欲しがらない。体重が減らなくても続けることによって、後に意味が出てくるから安心して。

・5分走って5分歩いてを合計30分くらいまで繰り返す。トータル30分を超えない範囲で走る時間を伸ばしていくのはあり。

・キロ8分くらいで調整して走る。3キロと10分くらいの歩きを好きに組み合わせる。

これを1,2か月続けて週に2,3回を目標に。すると走った後の体の疲れ具合とか筋肉痛の感じとかが感覚でわかるようになってくるから、ちゃんと疲れを抜いてジョギングを継続する。距離を伸ばしたくてもタイムを縮めたくても、あと少し我慢することをお勧めする。

映画と音楽1

 サブスクリプション全盛の今になると、僕らの時代(90年代以降)の培った知識がもはや力ではなくなっている事を痛感するが、まだ僅かながらそこには純然たる積み上げた知識があるのも確かなので、まあ、まあ、よしとする。

 

 と、言うのもレコード、CDの物理的圧迫を伴う使命感と物欲の両輪構造がたまらなく自己承認欲求を満たしてくれていたわけだけど、それらは確実に買って、聞いて論じることが出来ないと、いわゆる俄かなわけで。そこにはその音楽や映画に自分の限られた財産である時間を割かないと積み上げることができない。

 

 映画であっても上映期間にスクリーンで鑑賞したかどうか。僕は大事だと思っている。DVD化されればまだしも、こけた映画はそのままリバイバルできないことだってたくさんある。

 

 音楽も映画もサブスクリプションの恩恵はとても大きく、便利になったのは間違いなく、ただその反面浅くあっさりした音楽通や映画通というか、まあ、しったかブリしたその当時の空気感の読めない、いけ好かない野郎が増えたって話だ。

 

 そして悲しいことに10年前であったらそういったやつらがむかつくしイラつくし、と感じていたと思うのだが、今となっては、なんとも思わない。べき論として、いけ好かないというべき!と感じるべきだとは思うが、もーそんなことどうでもよい。それでマニア気取ればいいし、自分のことを一味違った違いの分かるオタク、コミュニケーション満載のオタク。と美辞麗句しまくればいいと思う。僕にはもー関係ない。あと5年もしたら、自分が丸くなったと思うこの感情すらもアルツハイマーのように忘れていくだろう。