ウェブスピンのメモダイアリ

暇だねと言われる前に

走る事3 ハーフマラソン1

 22年の4月の人事で異動になり、宴会接待おおめの部署になった事と運動する動機付けが自分の中に希薄だった事が重なりよくある中年太りの出来上がり。

 一念発起してジョギングを始めてみる。頼む!習慣になってくれ!と思い下調べから。45歳の時点で運動はほとんどしていない。フルマラソンが走れたらそれは素敵なことだが、ハーフがあるからハーフからでいいよね。

 

 まず家にある走れそうな靴で近所を走ったり歩いたりして体を動かすことから始めた。調べによると30分くらい歩きを挟んで動き続けて、徐々に走る距離を伸ばして30分走り続けるのが最初の目標。僕は若いころに運動を途切れずにしてたので、1か月もしないうちに30分走る事はできるようになった。それと同じように少しづつ走る距離を伸ばしていって60分走る事が目標になる。

 

 純粋にダイエットだけを考えるなら30分以上のジョギングでの有酸素運動はそれほど効率というかコスパがよくないとの事だ。今回体重落としつつハーフマラソンで完走が目標だから最終的にはハーフマラソンの制限時間である3時間走り続けるか3時間以内に21キロ走っちゃえるようになるかだ。その走力を高めつつその過程で体重も落ちるやろ。と。

 

 自分の感覚によるところが大きいが、ランニングの距離を伸ばしていくのは2歩進んで1歩下がるの感覚で伸ばしたり、時間を縮めたりしていく。すべての練習ごとに走れる距離が伸ばしたり、タイムを縮めたりしてはいけない。具体的にどうすればよいか?は自分の感覚がすべてで、練習を終えたらその練習に対して休む期間を考える事を徹底し、その休みの後に次の練習をする。連続で練習をする場合は二日目は負荷を軽くする。ケガするから。続けてると負荷を上げても平気だな。と感じられるようになるはず。

 

 怪我をすることのデメリットを明確に再確認する事も大事だと思う。ダイエットは中断してしまうのは当然で、痛いし、病院に行かねばならなくなったら、時間とお金が必要。職場でも怪我をすると立場が悪くなる。致命的ではないが、会社から見たら遊んでて怪我した。という結果になるわけでよくない。中年の怪我は切ない。治りも遅い。走って貯めた体力とかがチャラになっていく感覚と事実。モチベーションの低下。などがあると思うが、自分の頭でそれらを認識して理解することが肝要。少し走れるようになると、もっと行けるやろ。と勘違いして怪我する。というかスピードもそんなに出せない中年がケガする場面なんて、油断しての捻挫が、甘く見てのオーバーワークしかない。

 

 そうして僕は段階的に走れる距離を伸ばしていった。最終的には1月22日の大会前までに12キロは何とか走れるようになって、最後のロング走では16キロくらい走って当日を迎えた。経験値があるわけではないが、それでもこれまで走ってきた経験上、16キロ走れてあと5キロだったら頑張れば走れると思ったし、怪我の予感があったら無理せず棄権しようと決めていた。