ウェブスピンのメモダイアリ

暇だねと言われる前に

走る事2

 走る事について考える。47歳になっても欲望の赴くままな部分もあるにはあるが、たいていは自分にとって何かしら都合の良い考えというか持論を打ち立てて自分に対して言い訳を用意するものだ。

 

 とにかく体重が100キロの大台に近づいてくると、胸がざわつくのが始まりで、楽して気が付いたら痩せてる。それに加えて腹筋も割れてる。そんな状態をキボンヌしてネットで恥ずかしくも図々しい検索履歴を拵える。もちろんうすうすわかってはいたが、そんな都合のいい方法はない。いくつかあるアプローチの内個人的に対費用効果、コスパが良いと思われる方法に、今でしょ!って思えるタイミングで遭遇出来るか。にかかっている。ジョギングと僕で言うと、ジョギングという方法が自分にとって比較的正解だとわかっていたが、その行為の退屈さは明らかだったから、始めてみて「退屈でした。」でやめてしまうとリベンジのタイミングがまた訪れるのがずいぶん先になるのでは?との恐れから始めないでいた。いわゆるまだ本気を出してないだけ。状態。最近になって、早く本気を出さないと、本気を出した瞬間に大けがをしてしまう危険と、出す本気が無くなっていくのでは?という焦燥感を感じるようになってきたのだ。そこに前述の体重が100キロに迫ってきたこともあって、満を持してジョギングを始めた次第である。コンペティションジャンキーではないが、謎に走るよりきっかけと区切りと後押しがあった方がよいので、2013年に10キロの第二関門で回収されたままリベンジをうかがっていたハーフマラソンにチャレンジすることにした。

 

 デブではあるが運動はちょいちょいやっていたおかげで、走り出した途端にケガするようなことはなく、体が疲れるより先に心肺機能が悲鳴を上げるので、2キロ、3キロがせいぜいだった。ちゃんとジョギングについて調べていたので、初めはそんなもんでよかったのだ。

 

※運動不足の40代が無理なくジョギングを続ける方法を以下にまとめた。

・心づもりとしてある程度は続ける決心をする。

・2,3か月は成果を欲しがらない。体重が減らなくても続けることによって、後に意味が出てくるから安心して。

・5分走って5分歩いてを合計30分くらいまで繰り返す。トータル30分を超えない範囲で走る時間を伸ばしていくのはあり。

・キロ8分くらいで調整して走る。3キロと10分くらいの歩きを好きに組み合わせる。

これを1,2か月続けて週に2,3回を目標に。すると走った後の体の疲れ具合とか筋肉痛の感じとかが感覚でわかるようになってくるから、ちゃんと疲れを抜いてジョギングを継続する。距離を伸ばしたくてもタイムを縮めたくても、あと少し我慢することをお勧めする。